東京の朝時間を楽しむ

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更新日：2022年12月27日

東京は人口約1,400万人の活気あふれる都市であり、眠らない首都です。しかし、早起きして出かけてみれば、東京の喧騒とは異なる一面を発見することができます。人々の日常生活に混じって、「早起きは三文の徳」という諺の意味を実感してみてください。

ポイント

魚市場で新鮮な寿司の朝食を堪能する
相撲部屋での朝稽古を見学する
人気の横丁や商店街で開催される朝市に足を運ぶ

五感が目覚める早朝体験・アクティビティ

両国国技館の近くには多くの相撲部屋があり、中には朝稽古を見学できる相撲部屋もあります。見学ができるのは本場所期間中以外で、朝6時半頃から行われ、すぐ身近で力士たちの姿や迫力ある稽古を見ることができます。ぜひ早起きしてでかけましょう。
※稽古見学の詳細は各相撲部屋のホームページでご確認ください。

また、東京駅にほど近い大手町にある日本旅館「星のや東京」では、「天空朝稽古」を実施しています。剣術の動作と深呼吸を組み合わせたオリジナルアクティビティで、朝6時45分から地上160メートルのビルの屋上で行われます。都心の朝の澄んだ空気と絶景の中で五感を目覚めさせ、体を活性化させることができます。

静かな朝の寺社・公園を散策

明治神宮や浅草寺など、多くの人が訪れる神社やお寺は、ゆったりと参拝するなら朝にでかけるのがおすすめ。早朝のひっそりとした境内は神秘的で、朝の散策にも最適です。また、早朝に座禅を体験できる寺院もあります（事前予約が必要な場合がありますので、公式サイトをご確認ください）。
早朝のジョギングなら、一周約5キロメートルの皇居外周コースで、人気の「皇居ラン」に参加してみてはいかがでしょうか。早朝から利用できるランニングステーションもあり、ビジター利用も可能です。その他、緑豊かな代々木公園や、多摩川、目黒川、荒川、隅田川など川沿いのランニングコース、お台場の周回コースなどもおすすめです。

東京の朝市やマーケットで早朝ショッピング

早朝に開催される朝市やマーケットも見逃せません。早起きした人だけが手に入れられる掘り出し物を、宝探し気分で探してみましょう。東京では、神社や公園、横丁、商店街など、いろんな場所で朝市が開催されているので、ぜひ足を運んでみてください。骨董品や古着、おもちゃから食料品、お弁当まで、お得で貴重な品々が見つかります。
吉祥寺駅北口にあり、細い路地に間口の狭い商店や飲食店がぎっしりと並ぶハモニカ横丁では、毎月第2日曜日の8時から11時まで朝市を開催。惣菜や野菜、お菓子などのほか、吉祥寺らしい、手作りのおしゃれな雑貨なども並びます。
YEBISUマルシェは、第2・第4日曜日の11時から17時まで恵比寿ガーデンプレイスにて開催。「オーガニック＆ナチュラル」をコンセプトに、体にも環境にも優しいオーガニックフードを中心に扱う地域密着型マーケットです。
朝7時に打ち上げる花火を合図にスタートする、足立区の青井兵和通り商店街の朝市も活気にあふれています。

ⒸKITCHEN MINORU

温泉＆銭湯で朝風呂を満喫

都内には早朝から営業している温泉や銭湯が数多くあります。早起きして出かければ、至福のときが待っています。国の有形文化財に指定されている燕湯は、早朝6時から開店。井戸水を沸かした熱い湯にざぶんと浸かり、ぱっと上がるのが、江戸っ子気質の粋な入り方なのだそう。昔ながらの番台スタイルで、レトロな背景画も特徴。タオルや石鹸がない場合は、銭湯で購入することができます。
東京ドーム天然温泉スパラクーアでは、地下1700mから湧き出る天然温泉などさまざまな種類のお風呂や、サウナを楽しむことができます。
朝サウナを楽しみたいなら、24時間営業の大型施設「万葉の湯町田」へ。高温サウナのほか、ミストサウナもあり、無料シャトルバスも運行しています。

東京に宿泊して楽しむ朝イベント

早朝ならではの東京の魅力を発見できる体験イベントに参加してみるのもおすすめです。東京・赤坂にある星野リゾートが運営する都市ホテル「OMO3東京赤坂（おも） by 星野リゾート」では、「早起きは三文の徳ツアー」を開催。朝ならではの「徳」を感じられるスポットを、街を知り尽くしたスタッフ「ご近所ガイド OMOレンジャー」とともに巡ります。人が少なく静かな神社を参拝したり、日中は車通りの多い坂道をランニングしたりするほか、ツアーの最後には、 OMOレンジャーが参加者への特典がついたおすすめの朝食のお店を紹介します。
また、東京の朝の絶景なら、羽田空港第3ターミナル(国際線)の展望台から見る朝日もおすすめ。朝の澄んだ空気を吸いこんで、爽やかな東京の1日の冒険をスタートさせましょう。