私の東京ガイド
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更新日:2023年2月13日
本州から約180㎞沖にある三宅島は、南国の島への玄関口。ごつごつした溶岩をたどるハイキングコースを歩いて、バードウォッチングを楽しむことができます。また、透き通った美しい海で泳ぐのも大きな楽しみです。
島の中心には雄山という大きな活火山があり、島の中心部、火山付近には立ち入り禁止区域がありますのでご注意ください。
三宅島へは、海路、空路のいずれからもアクセスできます。
東京から船:JR浜松町駅から徒歩8分の竹芝客船ターミナルから出航し、約6時間30分で島に到着します。東京を午後10時30分頃に出発し、三宅島には午前5時頃に到着する1日1往復(天候による)のみ。
調布飛行場から:約50分。
1983年の「雄山」噴火では、溶岩が100mもの高さにまで吹き上がりました。それが現在、島の一部を覆っています。2007年に、溶岩で覆われたこの地域に遊歩道が整備され、その様子を間近で見ることができるようになりました。澄んだ青い空と黒い溶岩とのコントラストは、別の惑星に迷い込んだかのような錯覚を起こさせます。
海のすぐそばに立つ「伊豆岬灯台」からは、雄大な太平洋が望めます。晴れた日には、富士山が見えることも。原生林に囲まれた淡水湖「大路池」や1962年の噴火でできたスコリア丘「三七山」も、見逃せない自然のスポットです。
日本野鳥の会のIBA(重要野鳥生息地)に指定され、バードアイランドと呼ばれている三宅島では、現在までに約250種もの鳥が確認されています。なかでも有名なのが国の天然記念物に指定されている「アカコッコ」。ほかにも様々な野鳥が見られるため、野鳥観察を楽しみましょう。地域の野生生物や自生する植物について知ることもできる「三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館」にもぜひ足を延ばしましょう。
三宅島ではバードウォッチングのほかにも、釣り、スキューバダイビング、シュノーケリングなどさまざまなアクティビティが楽しめます。自転車を借りれば島を一周することもできます。一日の終わりには、「ふるさとの湯」でゆったりとくつろぎましょう。