
私の東京ガイド
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更新日:2023年11月16日
年の瀬になると、都内各所が感動的なイルミネーションに彩られます。プロジェクションマッピングなどの最新技術を駆使したライトアップイベントは、幻想的な冬の雰囲気を演出します。クリスマス、大晦日と、ひときわ華やかな雰囲気に包まれる年末を経て、東京の街は新年を迎えます。
平均気温は、日中が約7.7℃、夜間が約3.8℃です。12月初旬は、1月や2月ほど寒くはありませんが、肌寒いので、必ずコートを着用してください。手袋やマフラー、帽子も持っていると安心です。12月は乾燥しており、平均降水量は58mmで、雪が降ることは殆どありません。
商業施設や歴史的建造物、フェスティバルなど、街のあちこちでライトアップが行われています。丸の内のメインストリートの街路樹は、シャンパンゴールドを基調としたライトアップが特徴です。恵比寿ガーデンプレイスでは、250灯のライトからなる世界最大級のバカラのシャンデリアが見られます。その他にも、東京駅、表参道、六本木ヒルズでも素敵なイルミネーションを楽しむことができます。また、遊園地「よみうりランド」では、宝石をモチーフにしたイルミネーションが人気を博しています。
プレゼントやお土産をお探しなら、東京の随所で開かれているクリスマスマーケットに行ってみてはいかがでしょうか。多くのところではホットワインなど、季節の食べ物、飲み物を提供しています。今年は、いちょう並木で有名な神宮外苑で開催される「東京クリスマスマーケット」では、ドイツから輸入された高さ14メートルの「クリスマス・ピラミッド」が設置され、東京スカイツリー®では、マーケットのほかにクリスマス限定ライティング点灯も行っています。
12月31日、多くの日本人は神社やお寺に参拝して新しい年の到来を祝います。明治神宮は、日本で最も多くの参拝客が訪れる神社です。東京タワーの眺めを望むことができる増上寺では、新年を迎える際に108回鳴らされる除夜の鐘を聞くことができます。
有名な浮世絵師、歌川広重の版画にも描かれているのは、大晦日の夜、榎の木の下に集まり狐が衣装を身にまとい、王子稲荷神社まで練り歩くという古い言い伝え。毎年大晦日の夜に、王子の住民たちはその伝説を再現するため狐に扮し、狐火提灯を持って、装束稲荷から王子稲荷神社へ子狐囃子の音とともに厳かに練り歩きます。
世田谷のボロ市は、1578年までさかのぼる歴史ある歳の市です。当時は主にボロ切れが取引されていましたが、今では、数多くの出店者が骨董品や衣類、食料品などを販売しています。現在、東京都の無形民俗文化財に指定されています。
Ⓒ世田谷区
羽根突きの道具として使われていた羽子板。それが「災いを打ち払う」縁起物として捉えられ、19世紀以降、新年を迎えるためのお守りとして販売されるようになりました。この期間だけ、五重塔前の「羽子板保存会」にて、新しい年の「有卦干支羽子板」を購入することができます。
浅草寺歳の市(羽子板市)
人気の施設の中には、冬になるとアイススケート場をオープンするところもあります。友だちや家族と一緒にクリスマスのショッピングやイルミネーションを楽しみながら、アイススケートができます。東京ミッドタウン、二子玉川ライズやららぽーと豊洲は要チェックです。
©東京ミッドタウン MIDTOWN ICE RINK(過去の様子)