町田市周辺ガイド

文化、自然、ショッピングを楽しめる東京西部

「町田」は、昔ながらの趣と今らしさが共存する町。公園や庭園もたくさんあります。レトロな商店街で食事やショッピングを楽しみ、ミュージアムや歴史的建築物で日本の歴史に触れるのもいいでしょう。

行き方

町田とその周辺にある公園、庭園、ショップへのアクセスは、JR横浜線または小田急の小田原線にある町田駅です。

羽田空港から：電車で約1時間20分。
成田空港から：電車で約2時間35分。
新宿駅から：小田急線の急行または快速急行で約40分。
東京駅から：JR中央線の快速または中央特快で新宿駅へ行き、小田急線の快速急行または急行電車に乗り換え。所要時間：約1時間。

「町田リス園」で童心に帰る

「町田リス園」の放し飼い広場では、約200匹のかわいらしいリスがお出迎え。小さな子どものいる家族には最高のスポットです。リスの他にも、ウサギ、モルモットに餌やりができるほか、人気者のカメも見られます。

リス園のすぐ隣には「町田薬師池公園」があります。この公園ではピクニックができ、シーズンごとに異なるさまざまな花を楽しめます。とくに春は、桜のお花見スポットとして人気の場所です。4月中旬から5月にかけては、ぼたん園へ。5月から6月にはアヤメ、7月から8月にはハス、7月から11月にはダリアが見ごろとなります。

公園散策の後は、「天然温泉ロテン・ガーデン」で心身をリラックス。天然温泉をはじめ、さまざまなお風呂や塩サウナ、岩盤浴、マッサージ等のリラクゼーション施設が楽しめます。

南町田クランベリーパーク

「南町田グランベリーパーク」は、駅と商業施設、公園、ミュージアムなどが一体となった、ひとつのまちのようなスポットです。エリア内にはアウトレットのほか、グルメやアウトドア、キッズ、エンターテイメントなど多様な楽しみ方ができる施設のほか、ライブラリーや鶴間公園内でゆっくり過ごせます。敷地内にある「スヌーピーミュージアム」は、スヌーピーやチャーリー・ブラウン、ピーナッツ・ギャングの企画展・常設展が楽しめる人気のスポット。オリジナルグッズが並ぶミュージアムショップやキュートなカフェも要チェックです。

国際版画美術館と旧・白洲次郎＆正子邸

「芹ヶ谷公園」の隣接する「町田市立国際版画美術館」では、版画の歴史に触れることができます。そのコレクションは8世紀にまで遡り、版画がどのように発展してきたか紹介しています。カフェに立ち寄り、ドリンクや食事を楽しみながら、公園のパノラマビューを楽しんでください。

住宅街に佇む「武相荘」は、かつて吉田茂元首相の側近として活躍した白洲次郎と彼の妻である作家、白洲正子が所有していた家です。現在、この家は博物館ミュージアムとなっており、彼らの生活ぶりや昔の東京を感じられる品々を保存しています。併設のレストラン＆カフェでは、正子のオリジナルレシピによるカレー等をいただくことができます。

「西のアメ横」でショッピング

町田には「ハンズ」など大きなショッピングビルがありますが、レトロな雰囲気を味わうなら昔ながらのアーケード街「町田仲見世商店街」へ行ってみましょう。「西のアメ横」と呼ばれるこの商店街では庶民的な店が軒を連ね、焼き小籠包などの絶品グルメからハンドメイド雑貨まで、さまざまな品が揃っています。