
私の東京ガイド
興味のあるページを見つけたら、ハートをクリックしてあなたの「お気に入り」に追加しましょう!
ここから本文です。
更新日:2023年2月13日
グルメやお酒が楽しめる街、赤羽はレトロな雰囲気が漂う住宅街です。夜になると駅周辺の路地に赤提灯が灯り、居酒屋や飲食店が賑わいを増します。4月には、赤羽一番街商店街で60年以上の歴史のある「赤羽馬鹿祭り」が開催され、様々な衣装を着たパレードを見るために多くの人で賑わいます。周辺には、桜やアジサイなどの花見の名所であり、年越し行事の「王子狐の行列」でも知られる「飛鳥山公園」や、洋館を囲んで美しい日本庭園と洋風庭園が広がる「旧古河庭園」があります。
「赤羽」駅へは、JR宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、埼京線および京浜東北線でアクセスできます。
羽田空港:リムジンバスで約70分。電車で55分。
成田空港から:電車で1時間40分。
新宿駅から:JR埼京線で「赤羽」駅へ。所要時間20分。
東京駅から:JR京浜東北線で「赤羽」駅へ。所要時間30分。JR高崎線で「赤羽」駅へ所要時間17分。
赤羽駅東口近くにある「赤羽一番街商店街」や「OK横丁」の路地裏にある居酒屋は、昼下がりから多くの人で賑わい、活気にあふれています。赤提灯が灯るアットホームな雰囲気が魅力で、地元の人たちも気さく。ビールを傾けながら、客同士で仲良くなることもできます。ウナギ料理から焼き鳥まで、料理もおいしくてリーズナブルな価格で楽しめます。
赤羽に近い「王子」には、都内にわずか2路線を残すだけとなった路面電車の1つ、都電荒川線が停まります。王子で有名なのが、江戸時代から桜の名所として人気の「飛鳥山公園」です。また王子は、1875年に製紙工場が開業したことをきっかけに、日本の「洋紙発祥の地」として知られています。「飛鳥山公園」にある「紙の博物館」では、週末に紙すき体験ができます。
年越しに行われる「王子狐の行列」は、狐に扮した人々が「王子稲荷神社」を目指して街を練り歩くイベントで、観光客も参加できます。
少し足を延ばすと、洋風庭園と日本庭園が美しい「旧古河庭園」もあります。石壁が美しい洋館と洋風庭園は1917年に建築家ジョサイア・コンドルが設計したもので、5月から夏の初めに咲くバラ園の美しさでも知られています。
108本の桜並木や芝桜が続く荒川赤羽桜堤緑地は、春は花見、夏は花火見物や川風を感じるのに最適な場所です。
海抜約20mに位置する赤羽八幡神社は、赤羽を代表する観光スポットのひとつ。勝負の神様の力を祀り、スポーツ選手や受験生などが訪れています。近くには新幹線や在来線が走っており、鉄道ファンにはたまらない撮影スポットとなっています。
北区ふるさと農家体験館は、古民家の見学や体験学習など、かつての歴史や文化を学ぶことができる施設です。北区指定有形文化財(建造物)「旧松澤家住宅」を保存し、赤羽自然観察公園内に移築・復原し、保存・活用しています。