東京の“マルシェ”へ出かけよう。

毎週、東京のどこかで開催されているマルシェ。売り手との会話や、思いのこもった商品との出会い、美味しい食べ歩き…たくさんの楽しみがマルシェにあつまります。今回は、東京の“マルシェ”として、いろんな“市”を特集します。

• 今日も人があつまる、作り手の顔が見えるマルシェ！
• ここにしかない掘り出し物がたくさん！「フリーマーケット」
• 古さの中にある、懐かしさが心地良い「骨董市」

今日も人があつまる、作り手の顔が見えるマルシェ！

本場ヨーロッパでは、市民の台所として親しまれているマルシェ。
東京でも年々増えており、今では週末を中心に都内各所で定期的に開催されています。
新鮮な野菜や果物、パンなどの食品はもちろん、雑貨やアクセサリーなどの作家作品も多く並ぶのは、多様な個性を持つ「作り手」がたくさん集まる東京のマルシェならでは。
作り手の思いがこもった品を手にとり、会話をしながら買う楽しさを体験してみましょう。

注目のマルシェはココ

ヒルズマルシェ

赤坂という土地柄だけに、洗練された品が並ぶマルシェ。関東近郊の農家さんが朝採れでもってくる新鮮な野菜や果物・手作りの加工品は要チェック。

Farmer's　Market　@UNU

新鮮な野菜と焼きたてパンが並ぶ会場内には、飲食スペースも多数あります。天然酵母のパンや濃厚な牛乳を買って、その場でブランチも。

あかぎマルシェ

神楽坂の赤城神社で開催されるマルシェ。作家による和小物やアクセサリーなど、粋でセンスが光る作品はお土産にも。

その他のマルシェ

都内で開催しているその他のマルシェは各ホームページでご確認ください。

• マルシェ・ジャポン恵比寿
• 安穏朝市
• 手創り市

ここにしかない掘り出し物がたくさん！「フリーマーケット」

一般市民による出店が多いフリーマーケット。掘り出し物が多く、どこの会場に行っても多くの人でにぎわっています。

フリーマーケットで上手に買い物をしよう

大井競馬場のフリーマーケット

フリーマーケットの値引き交渉、一度やってみたいけど、どうすればいいの？ という方もいるかもしれませんね。
まずは、突然値引き交渉を始めるのではなく、その商品を褒めて気に入ったという気持ちを伝えることが大事です。その次に、具体的な金額を提示しましょう。最初はやや低めの金額から始めてみて、もしなかなか金額が折り合わないようなら、他に欲しい商品などとまとめ買いや複数個買うことでのディスカウントを提案してみると、案外うまくいきます。
無理な金額交渉はしないで、お互いにとっていい買い物にしたいものですね。
いい買い物をするための重要なポイントは、会場に行く時間。当然いいものは早くに売れるため、本当に良品を探すなら開始と同時に行くのが鉄則です。もし安く買いたいなら、終了間際が狙い目。売れ残りをなくすため、比較的値引き交渉に応じてくれやすいでしょう。ただ、いいものが少なくなっていることもあります。

古さの中にある、懐かしさが心地良い「骨董市」

普段は静かな神社境内が、骨董市の時は人でにぎわいます。鎮座する品々は、古びているけれども、どこか懐かしさを感じるものばかり。「古くて良いもの」が並ぶ昔ながらのマルシェです。

アンティークをアート感覚で取り入れてみよう

歴史を重ねた味のある品が並ぶ、骨董市。
古びた小物を手に取り、その品が歩んだ歴史に思いを馳せるのも楽しみのひとつです。
それが本物の古美術品なのか、がらくたなのかは、買う人の目利きや経験や知識が問われるけれど、要は自分で「気に入ったかどうか」。
家具や陶器、食器に置物、懐かしいおもちゃ…
アンティーク物は生活にアート感覚で取り入れると、ぐんとセンスアップでき、また暮らしにしっくり馴染むものが多いのも嬉しいですね。
古びた懐かしさの中に、居心地の良さを感じる東京のマルシェです。

都内の骨董市　開催情報

大江戸骨董市

富岡八幡宮骨董市

高幡不動ござれ市