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私の東京ガイド

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The past, present, and future of Tokyo technology

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更新日:2018年4月2日

森脇沙帆(Saho Moriwaki)

日本科学未来館 科学コミュニケーター

東京在住。大学で教育学と博物館学、そして大学院で医薬品について学んだ後、一般企業で抗がん剤の臨床開発に携わる。現在は、日本科学未来館の科学コミュニケーターとして一般の人々と研究者との間を繋いでいる。

各地から様々な人々が移り住み、狭い土地に多くの人が住む東京。「東京都水の科学館」や「虹の下水道館」は、大都市・東京を支える水に関する最新テクノロジーが学べるおすすめスポットです。高速道路のジャンクションの直上に位置する「目黒天空庭園」は、都心で豊かな自然を楽しめるだけでなく、騒音や公害を防ぐ様々テクノロジーが施された庭園です。人口密度の高い東京ならではの類い稀なテクノロジーを用いた街づくりの工夫が垣間見えるでしょう。私が考える東京の魅力は、古いものを大切にしながら、新しいものを受け入れる懐の深さ。昔から愛される純喫茶と、ロボットがコーヒーの提供を行う新スポット「変なカフェ」のような全く新しいカフェが街に共存する様子は東京らしいと感じます。そして、古くからの狭い区画を生かした住宅地と、道路が内部を走る建築などが共存する東京の街並みそのものにも、先人の知恵を生かしたテクノロジーの在り方を感じることができます。私が科学コミュニケーターとして働く「日本科学未来館」では、一足先に未来を体験する事もできます。様々な展示がありますが、空間情報科学が発達した世界をポップに体感できる「アナグラのうた」がおすすめです。