まだ体験したことがない、新たな東京観光が楽しめる交流プラットフォーム「HELLO！TOKYO FRIENDS」が、2024年2月15日にリリースされました。コンセプトは「東京に友だちをつくろう」。メタバース空間で、東京に興味がある海外からの旅行者と交流したり、一緒にゲームをしたりすることができるほか、同時リリースWebアプリ「TOKYO HUNT!」を活用することで、リアルとバーチャルを交差させた新たな東京観光を楽しむことができます。

現代の東京や江戸の町を再現したVRワールドで、世界中の人々と繋がろう

HELLO! TOKYO FRIENDSには、米国発世界有数の没入型ソーシャルプラットフォーム「Roblox」が採用されており、アバターを介したコミュニケーションやゲームのほか、楽しみながら東京の歴史を学んだり、文化を体験したりすることができます。自動翻訳機能により、国籍を問わず、東京を訪れたいと思っている世界中の人々と体験を共有することができるのも特徴です。

Roblox上で展開されるメタバースワールドには複数のエリアがあり、現在リリースされているのは、現代の東京を再現した「現代エリア」。3月には江戸の町をイメージした「江戸エリア」が登場予定で、その後もいくつかのエリアがリリースされる予定です。

メタバースワールドは、東京スカイツリー®をモチーフにした「ロビー」からスタート。ロビーでは、遊び方のチュートリアルのほか、東京の観光名所を紹介する観光スポット情報も知ることができます。

現代エリアでは、東京国立博物館、両国国技館、東京駅、東京タワーなど、東京にある10以上の観光エリア・ランドマークが再現されています。渋谷のスクランブル交差点や秋葉原の街を散策したり、お台場海浜公園で海を眺めたりすることができるほか、「回転ずし」をモチーフにしたゲーム「Sushi Showdown」も楽しめます。

また、エリア共通のゲーム「トレジャーハント」では、トレジャーを集めながら、東京のさまざまな情報や観光についてのトピックを学ぶことができます。トレジャーを獲得するには、エリア内にいるキャラクター（NPC）に話しかけることで発生するミニミッションをこなしたり、複数人で協力したり、一定の条件をクリアしたりすることが必要です。その過程で東京の文化、歴史を体験したり、東京の街を散策したり、ユーザー同士がつながり、友だちづくりをしたりすることができます。

江戸エリア（2024年3月公開予定）では、江戸城（天守・富士見櫓・百人番所）から、日本橋界隈、浅草寺や芝居小屋などが再現されています。輪に加わると自然に踊りだす「盆踊りゾーン」や、マルチプレイヤー対戦型の障害物競走「Edo Dash」などのお楽しみも用意されています。

東京の観光名所にリアルとバーチャルが融合した記念撮影が楽しめるARが出現

TOKYO HUNT! は、東京を訪れる前や滞在中に活用できるWebアプリです（対応言語は英語のみ）。東京観光中に指定のチェックポイントを訪れ、「エンブレム」を集めると、東京に来た人しかゲットすることができない、Robloxで使えるレアアイテムを入手することができます。

チェックポイントは9か所あり、そのうちの4か所には、記念撮影ポイントとしてARが出現。ARポイントは、現在は渋谷ハチ公像、浜離宮恩賜庭園、浅草雷門、両国力士像となっており、今後も追加される予定です。旅行前にはこれらのスポットを含めた行先の計画を立てながら、各スポットの観光情報へアクセスすることもできます。

エンブレムを獲得するためのモデルコースも4種類用意されており、東京都庁、豊洲市場、秋葉原、渋谷ハチ公像を訪れる「現代ルート」など、テーマに沿ったおすすめスポットを効率よく巡ることができます。