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作成日:2025年1月27日

東京で最先端のファッションアイテムとして今注目なのが、サステナブルな取り組みによって生み出されるシューズ。環境に優しいだけでなく、抜群の履き心地とデザイン性の高さが人気の理由です。履くだけで心まで軽くなるような、自分にぴったりの一足を探してみませんか。

ペットボトルから生まれたエコフレンドリーなシューズ ─ VIVAIA ハラカド店

2020年にアメリカで誕生し、現在世界61か国以上で展開しているシューズブランド「VIVAIA」。2022年に日本へ上陸し、オンラインストアや期間限定のポップアップストアで販売されていましたが、2023年にはポップアップストアが入店まで数時間待ちの人気となり、2024年4月、「ハラカド」に日本初の常設店が登場しました。また、2024年11月には2号店の「新宿丸井本館店」もオープンしています。

VIVAIAのシューズの特徴は、「エコフレンドリー×機能性×デザイン性」を兼ね備えていること。パンプスやスニーカー、ブーツなどすべてのシューズには、リサイクルしたペットボトルからできた糸が使用されています。1つのシューズを作るのに約6本のペットボトルが使用され、これまで合計で1,800万本以上のペットボトルが再利用されています。実際にシューズを履いてみると、軽くて柔らかく、元がペットボトルだとは信じられないほど。ほどよくストレッチが効いたフィット感や、糸の太さや編み方のバリエーションにより実現した多彩なデザインも魅力です。また、どのシューズにも厚みのある独自のインソールが使われており、長時間歩いても疲れることなく、外反母趾や幅広の足に優しいのも人気の理由です。

人気のシューズは、定番の「Samantha Walker」。スクエアトウのフラットシューズで、従来のものよりストレッチ性が15%アップ、30%の軽量化を実現し、着脱しやすいのも特徴。サトウキビで作られたアウトソールを採用しており、歩き回りたいときにおすすめです。ハラカド店限定の蜂が刺繍された「Samantha Walker "Bee" Happy」は、この商品を目当てに来店する人も多い人気商品。ぜひチェックしてみてください。

このほか、シンプルなデザインでどんなファッションにも合わせやすい「Aria Walker」「Margot Walker」などのウォーキングフラットシューズや、ヒールパンプス「Scarlett」なども定番人気。ハラカド店では、新作やピックアップ商品が展開されており、今シーズンはトレンド感のあるトラックソールローファー「Francesca」などがおすすめです。

エコフレンドリーでファッション性の高いデザイン、そしてあらゆる足にフィットする機能性。世界中で話題のVIVAIAのシューズの魅力をぜひ体感してみてください。

「雲にハグされているような」スニーカーの驚きの履き心地 ─ Allbirds 原宿

「世界一快適なシューズ」として米タイム誌に紹介された、サンフランシスコ生まれのライフスタイルブランド「Allbirds」のシューズ。2020年に日本初上陸店が原宿駅前にオープンし、世界一の売上を達成するなど、東京にも多くのファンがいることで知られています。

Allbirdsのシューズに使われている3つのメイン素材は、いずれも天然素材。ブランド創業時からの一番人気のスニーカー「ウールランナー」には、主にニュージーランド産の高品質なメリノウールを使用。合成繊維で作られる一般的なシューズに比べて、60%のエネルギー削減を実現しています。もうひとつの定番スニーカー「ツリーランナー」に使用されている素材は、ユーカリの木の繊維で作られたテンセル・リヨセル。そして、ソールにはブラジル産サトウキビを採用し、世界初のカーボンネガティブ(温室効果ガスの排出量よりも、サトウキビが吸収する温室効果ガスの量が多い状態)を達成しています。店内の商品すべてにカーボンフットプリント(温室効果ガス)排出量が記載され、サステナブルなものづくりを追求しています。

そのシューズの履き心地は、まさに「雲にハグされている気分」。試しにウールランナーを履いてみれば、「履く」より「包まれる」と形容されるように、ふわふわで軽くて暖かくて、どこまでも自由に歩いていきたくなるような驚きの快適さを実感するはず。今年の冬の新作として、もこもこ質感が特徴の「ウールランナー2フラフ」も登場。自分と大切な人への贈り物にもぴったりです。

さらに、Allbirdsが支持される理由は、「オールラウンダー」であること。洗濯機で丸洗いできることや、目立つロゴなどがないシンプルで汎用性の高いデザインで、普段履きにはもちろん、ビジネス、旅行、フィットネスと、シーンを選ばず愛用できるのも大きな魅力。効率を重視するビジネスマンにファンが多いというのもうなずけます。

世界中の人々が「WOW」と驚きの声を上げる夢のようなシューズを手に入れて、東京の街を颯爽と歩いてみませんか。

小ロット生産が特徴の東京発・サステナブルシューズブランド ─ VEGE

2020年に古くからの職人の街である浅草橋で誕生した、東京発のサステナブルシューズブランド「VEGE」。ブランド名の由来は"Vegetables(野菜)"で、ブランドのテーマである素材へのこだわりと鮮やかな彩り、大地へ還るサステナビリティなどが「まるで野菜のよう」であることから名付けられました。

近年のファッション業界の課題である大量生産・大量廃棄に対し、VEGEでは量産品にはないデザインのシューズを小ロットで生産し、売れ残りによる廃棄ゼロを実現。直営工場を持ち、工員の過重労働を防ぐことで、生産者が無理なくきちんとしたものづくりができる環境を整え、最小限の出荷量により運送時の二酸化炭素排出削減にもつながっています。

ほとんどの商品に採用されているのは本革。本革は畜産副産物であり革製品自体がサステナブルであることや、耐久性に優れ、リペアも可能で長く愛用することができます。また、VEGEでは一部商品にレザー業界の環境保護団体である「レザーワーキンググループ」の革を使用する取り組みも行っています。

ラインナップは、ファッショナブルな厚底スニーカーやブーツ、パンプスなど。おすすめの定番商品は、スタイリストの西ゆり子さんとのコラボレーションアイテムであるスニーカー「Cheerio」。シンプルなフォルムでいろんなファッションに合わせることができます。細身ながら幅もゆったりしており幅広の足でもフィットするのも魅力です。

新作の異素材コンビブーツ「Taitan」は、ソールメーカーのVibram社で出た端材をクラッシュし、異なる色のチップを混ぜ込んだソールを使用することで、資源の30%削減を実現。ボリューム感がキュートで、撥水性など機能面も充実しています。また、VEGE初のニットパンプス「Mirage」にはニットの糸にリサイクル材を使用した環境にも優しくおしゃれな1足です。

現在は渋谷スクランブルスクエア、日本橋高島屋、東武百貨店池袋店のシューズフロアに常設店舗があり、好きな場所でショッピングを楽しむことができます。ぜひ一期一会の出会いを求めて足を運んでください。

VIVAIA ハラカド店

住所 東京都渋谷区神宮前6-31-21⁠ 東急プラザ原宿「ハラカド」2階
アクセス 東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)」駅 出口4・7より徒歩1分、
JR山手線「原宿」駅より徒歩4分、
東京メトロ千代田線・半蔵門線・銀座線「表参道」駅 出口A1より徒歩9分
URL VIVAIA ハラカド店

Allbirds 原宿

住所 東京都渋谷区神宮前1-14-34
アクセス JR山手線「原宿」駅より徒歩1分、
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)」駅 出口3より徒歩2分
URL Allbirds 原宿

VEGE

住所 渋谷スクランブルスクエア5階+Qグッズ パーツ&シューズ(東京都渋谷区渋谷2-24-12)、
日本橋高島屋 本館3階婦人靴売り場(東京都中央区日本橋2-4-1)、
東武百貨店池袋店 2階婦人靴売り場(東京都豊島区西池袋1-1-25)
URL VEGE

営業時間・定休日・料金等の最新情報については公式ウェブサイトでご確認ください。

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