世界最大級の「ハリー・ポッター」魔法ワールドへ出かけよう

2023 年6月にオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター（スタジオツアー東京）」は世界最大規模の「ハリー・ポッター」屋内型施設です。スタジオツアー東京ならではの魔法ワールドの魅力や楽しみ方をご紹介します。

「スタジオツアー東京」に潜入 -メイキング・オブ・ハリー・ポッター

2023年6月16日、練馬区のとしまえん跡地に世界最大級のハリー・ポッターの屋内型施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」がオープンしました。スタジオツアー東京では、物語さながらのハリー・ポッターの魔法ワールドに足を踏み入れることができます。
ハリー・ポッターのテーマパークは国内に他にもありますが、スタジオツアー東京は、ハリー・ポッターとファンタスティック・ビーストの舞台裏を紹介するほかにはないエンターテインメント施設です。

チケットと営業時間

ツアー体験をより充実させるため、毎日の入場者数が制限されています。チケットを事前にオンラインで予約することが重要です。

チケットの値段

大人（18歳以上）：6,300円
中人（12～17歳）：5,200円
小人（4～11歳）：3,800円
4歳未満：入場無料

自分たちのペースで楽しむことができますが、じっくり回るなら、所要時間は4時間以上みておくといいかもしれません。
営業時間は年間を通じて異なりますので、公式ウェブサイトで予約する前に必ずカレンダーをご確認ください。

チケットは公式ウェブサイトで事前に購入する必要があります。現地で購入することはできません。購入は数か月前から可能で、払い戻しはできないので注意してください。入場後の再入場はできませんので、事前に必要なものは用意しておきましょう。

ハリー・ポッターをテーマにした「豊島園駅」が魔法ワールドの入口

行き方

スタジオツアー東京には、チケットを持つ人が利用できる駐車場があります。車やバイクで来場する場合は、事前に1,800円の駐車スペースを予約する必要があります。無料の駐輪場もありますが、魔法ワールドを体験するには、電車を利用するのがおすすめです。

スタジオツアー東京の最寄駅は、都営大江戸線、西武池袋線の豊島園駅です。
この2つの駅にはハリー・ポッターをテーマとした装飾がされており、合わせてチェックしてみましょう。

西武池袋線の豊島園駅と池袋駅は、ハリー・ポッターの世界観を反映した装飾が施されています。西武豊島園駅は、ハリー・ポッターの魔法ワールド「ホグワーツ」の最寄り駅であるホグズミード駅を模しています。また、豊島園駅方面行きの西武池袋線に乗る際の始発となる池袋駅は、ハリー・ポッターの登場人物が通学の際に利用する架空の列車「ホグワーツ特急」に乗車する、実在する駅「キングス・クロス」をイメージした装飾が施されています。両駅ともハリー・ポッターの映画にインスパイアされたモチーフや装飾が施されており必見です。

ダイアゴン横丁に足を踏み入れよう

© Warner Bros. Entertainment Inc. © J.K. Rowling.

スタジオツアー東京には、物語を象徴する「ダイアゴン横丁」をはじめ、映画の世界そのままのセットがたくさん用意されています。
映画「ハリー・ポッター」シリーズに登場するダイアゴン横丁は、魔法ワールドの住人たちが暮らす商店街です。各店舗では魔法薬や本、空飛ぶほうきなどの商品が売られています。スタジオツアー東京では、映画製作に携わったクルーによってダイアゴン横丁の映画セットがオリジナルセットと同じ手法で制作されています。

ここでは、ハリー・ポッターが初めて杖を買った「オリバンダーの杖店」や、魔法のほうきが展示されている「高級クィディッチ用具店」を見ることができます。魔法のいたずらアイテムが並ぶ「ウィーズリーズ・ウィザード・ウィーズ」や「フローリッシュ・アンド・ブロッツ書店」も再現されています。ダイアゴン横丁の端には、魔法使いや魔女がお金を預けるグリンゴッツ銀行があります。ダイアゴン横丁を散策し、お気に入りの店でぜひ写真を撮りましょう。

スタジオツアーではその他にも、ホグワーツ魔法魔術学校の生徒たちが食事をする大広間、ホグワーツの生徒たちが、危険な生き物が住んでいるため避けている「禁じられた森」、イギリスの魔法ワールドの本部であるロンドン魔法省などのセットが体験できます。ロンドン魔法省のセットはスタジオツアー東京でしか見られないので、ぜひチェックしてください。魔法省の職員が魔法のように出勤する巨大な暖炉の中では、煙と明かりに包まれた動画を撮影してみましょう。

魔法ワールドの食事が楽しめるレストラン&カフェ

スタジオツアー東京では、ハリー・ポッターやイギリスの料理にインスパイアされたメニューが楽しめるレストランやカフェがいくつかあります。

お腹が空いたら、入口近くのフードホールへ。また、ツアーの途中でバックロット・カフェに立ち寄ることもできます。バックロット・カフェでは、ホグワーツの4つの寮をテーマにしたメニューを提供しています。色や味が変わるユニークなドリンクも試してみてください。

バックロット・カフェの中央では、スタジオツアー東京限定の「アンブリッジ教授のアフタヌーンティー」が提供されています。アフタヌーンティーの前売り券はなく、定員制です。こちらでは、英国式アフタヌーンティーやスコーンなどの焼き菓子を楽しむことができます。

さらに、ハリーたちが食べる蛙チョコにインスパイアされたフロッグ・カフェもあります。ツアーの入口近くにあり、コーヒー、カップケーキ、ドーナツなどを購入することができます。

スタジオツアー東京には、世界最大のバタービールバーもあります。ハリー・ポッターの本や映画に登場する人気のノンアルコールドリンクを楽しむことができます。

スタジオツアー東京のギフトショップで限定グッズを発見

ハリー・ポッターファンには、お土産選びも楽しみのひとつ。スタジオツアー東京には、スタジオショップとレイルウェイショップの2つのギフトショップがあり、どちらもチケットを購入した人のみ入場することができます。

スタジオショップはメインとなるギフトショップで、ハリー・ポッター関連の様々なグッズを販売しており、中には東京限定のものもあります。ショップでは、洋服、マグカップ、アートプリントなどさまざまなお土産が並びます。魔法生物をモデルにしたぬいぐるみや、自分だけの魔法の杖を買って帰ることもできます。
2つ目のギフトショップ「レイルウェイショップ」は、9と4分の3番線ホームとホグワーツ特急のセットの近くにあります。ハリー・ポッターの物語では、9と4分の3番線ホームはキングス・クロス駅にあり、生徒たちはここからホグワーツ特急に乗って学校に行きます。レイルウェイショップでは、この有名な列車をモチーフにした洋服やバッグ、アート作品などのグッズを購入することができます。

もちろん、ツアーでは、写真や動画撮影も思い出に残るお土産となります。セット、衣装、舞台裏の展示は撮影が可能で、ツアーにはグリーン・スクリーン・エリアもあるので、自ら魔法ワールドに足を踏み入れることもできます。ほうきに乗ったり、クィディッチの試合を観戦したり、ホグワーツの動く肖像画に入っている自分の写真や動画撮影をぜひ楽しんでください。