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作成日:2025年1月14日
2025年1月26日、東京・銀座にあるGinza Sony Parkがグランドオープン。常に新たな体験ができる「都会の公園」がいよいよ登場します。
Ginza Sony Park Projectは、以前この地にあったソニービルの建て替えプロジェクトとしてスタート。ソニービルにはソニー創業者の「街に開かれた施設を」との想いから10坪のパブリックスペースがあり、「銀座の庭」と呼ばれていました。その想いを受け継ぎ、ビルの解体中も新たな建物をすぐに建てず「銀座の公園」として拡張し、さまざまなイベントなどを開催。このプロジェクトは大きな反響を呼び、2018年から2021年の期間中に、854万人もの人が訪れました。そして2021年10月、新たなGinza Sony Parkの建設が再開されたのです。
新たなGinza Sony Parkのコンセプトは、公園にとって重要な要素である「余白」です。Ginza Sony Parkは5階となる屋上の床面が約20メートルと、周囲の50メートル以上の高層ビルに比べると高さがかなり抑えられています。この意図的な高低差により屋上に開放感が生まれ、銀座の空や、建物前にある数寄屋橋交差点をより強く印象付けます。屋上ではランチを楽しんだり、のんびりと自由に過ごすことができます。
建物は5階の屋上から地下3階までを階段とスロープで緩やかにつなげることで、銀座の街との一体感が生み出されています。踊り場には光が注ぎ、窓からは風が通り抜けます。訪れる人は、建物の内と外を自由に行き来しながら「縦の銀ぶら」を楽しむことができます。
地上は銀座の主要な3つの通りに面しており、地下2階は地下鉄コンコースに直結、地下3階では地域最大級の地下駐車場に接続しています。また、地上では公園の内と外との境目はなく「街に開かれた施設」の思想が継承されています。
建物の建設期間中、Ginza Sony Parkでは、絶滅危惧種の動物のポートレートを外壁に展示する企画や、音楽家・坂本龍一氏の知的財産を未来へ残す活動を行う「sakamotocommon」とのコラボレーション展示を開催するなど、進化する空間を活用して多くの創造的なプロジェクトが行われてきました。今後もテナントやショップは入居せず、誰でも気軽にアートに触れたり、さまざまな体験型のプログラムを楽しむことができるプラットフォームとして機能していく予定です。最新のイベント情報は、公式ウェブサイトやSNSでぜひチェックしてください。
銀座には数多くのアートギャラリーがありますが、Ginza Sony Parkは銀座発の新たなアート、音楽の発信地として、また、憩いの場として開かれており、訪れる人すべてがその空間を彩る重要な役割を担っています。新たな「銀座の公園」で、ここならではの体験を楽しんでしてください。
住所 | 東京都中央区銀座5-3-1 |
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URL | Ginza Sony Park |
営業時間・定休日・料金等の最新情報については公式ウェブサイトでご確認ください。
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