隅田川沿いのカフェやレストランめぐり

清澄白河駅

東京の中心部からほど近い清澄白河駅には、都営大江戸線と東京メトロ半蔵門線が乗り入れています。駅から地下鉄に乗れば、東京スカイツリー®とその反対側にある日本橋まで、それぞれ15分以内で行くことができます。

清澄庭園

清澄庭園はどの季節に訪れても美しい芝生と青々とした郡葉があり、フォトジェニックな池には鴨、鯉、亀などが住みついています。池の端には飛び石が置かれ、曲がりくねった小道が様々な様相を表しています。木々や花々、木製の東屋は、写真の背景としても魅力的です。また、庭園の奥には、松尾芭蕉の最も有名な句「古池や　かはづ飛び込む　水の音」の句碑があります。芭蕉にインスピレーションを与えたこの静穏を感じたいなら、ぜひ朝のうちに庭園を訪れてみましょう。

清洲橋

清澄庭園から10分ほど歩くと、隅田川に架かる力強い存在感を放つ「清洲橋」にたどり着きます。1928年に竣工されたこの橋は、ドイツのケルンにある橋をモデルとしています。階段を上がって左手に少し歩き、橋と川の景観とランチが楽しめる水辺のレストランを目指しましょう。

CLANN BY THE RIVER

ランチは隅田川を眺めながら料理が楽しめるレストラン「CLANN BY THE RIVER」へ。
地元の人気店「chigaya」のパンや、「LEAVES COFFEE ROASTER」が焙煎した豆を使ったスペシャリティコーヒー、自然派ワイン、国内外のクラフトビールなどを味わうことができます。

両国国技館・東京都江戸東京博物館・すみだ北斎美術館

午後の散歩は、両国と浅草を訪れます。清澄白河から浅草までは隅田川沿いに約4キロメートルの距離です。川沿いの道には、花々やカモメ、船や橋などの光景が広がります。松尾芭蕉ゆかりの地で、俳句の句碑を見ることもできます。江戸時代に芭蕉が歩いた同じ場所を歩いているのだと感じられることでしょう。両国には、大相撲の殿堂「両国国技館」や「東京都江戸東京博物館（※）」、「すみだ北斎美術館」など、たくさんの見どころがあります。

※大規模改修工事のため、2022年（令和4）4月1日から2026年（令和8）まで全館休館

カフェ・ムルソー

隅田川沿いに歩き続け、駒形橋を渡り吾妻橋の方へ向かうと「カフェ・ムルソー」があります。極上の手作りケーキやコーヒーに加えて、水辺のテラス席から東京スカイツリーやアサヒビール本社ビル隣りにあるスーパードライホールの金のオブジェを眺めながら一息いれましょう。

浅草

浅草の「浅草寺」は、世界中から多くの人が訪れる、見逃せない観光スポットのひとつです。浅草には、浅草寺のほかにも人力車や水上バス、工芸品の店や仲見世など、楽しめる要素がたくさんあります。「浅草文化観光センター」に立ち寄り、最新の人気スポットや江戸情緒を味わえる場所など、行ってみたい場所を探してみましょう。

日本橋

日本最古の地下鉄、銀座線に乗って日本橋へ。浅草から約15分で到着します。名橋・日本橋のたもとには「道路元標」の銘があり、この橋が何世紀にもわたって日本各地への起点を担っていることが分かります。

ニホンバシ　イチノイチノイチ　

水辺散策の最後は、夜の灯りにきらめく美しい日本橋川を眺めながら、和食レストラン＆バー「ニホンバシ イチノイチノイチ」で日本全国の美味しい食材を集めた料理とお酒に舌鼓を。豊富な創作和食が楽しめます。料理に合う純米酒も銘柄揃いです。