お気に入り

私の東京ガイド

興味のあるページを見つけたら、ハートをクリックしてあなたの「お気に入り」に追加しましょう!

ここから本文です。

更新日:2023年11月14日

髙安寺

東京都府中市片町 2-4-1

髙安寺は曹洞宗のお寺で、現在の本堂は享和3年(1803)、山門は明治5年(1872)、鐘楼は安政3年(1856)の建立で、東京都選定歴史的建造物に指定されています。

室町幕府の初代将軍足利尊氏(1305-1358)が、元々この地にあった市川山見性寺を再興し、龍門山高安護国禅寺と号したのがはじまりとされ、尊氏が改名する前の高氏から名づけられたとされています。

現在の髙安寺の場所は平将門を倒した功績で武蔵守となった藤原秀郷の館跡であったとも伝えられています。尊氏は国と人々の平和を願って全国に安国寺や利生塔を建てました。一説には武蔵国の安国寺が髙安寺とされています。南北朝・室町時代(1337年-1392年)には、交通の要衝に位置していたため、尊氏の子孫にあたる鎌倉公方足利氏の合戦時の陣所となりました。戦国時代(1467年–1590年)には小田原北条氏から棟別銭という、屋敷地にかけられる税が免除され、その朱印状がいまも残っています。

行き方

  • 分倍河原駅JR南武線京王線徒歩7分

営業時間・定休日・料金等の最新情報については、公式ウェブサイトまたは施設へ直接ご確認ください。