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更新日:2024年10月3日
江東区深川は『おくのほそ道』で有名な松尾芭蕉(1644-1694)にゆかりのある場所です。今回は深川、清澄白河で芭蕉の足跡を辿り、その生涯を学びましょう。
凡例
1
清澄白河は裏通りにとても素敵なカフェや雑貨屋、セレクトショップなどが点在しているおしゃれなエリアです。門前仲町と清澄白河周辺は、芭蕉が1680年からに居を構えていたことから、芭蕉にまつわる多くのスポットを見ることができます。
2
清澄白河駅A3出口を出て右折して歩くと「採荼庵」があります。採荼庵は、芭蕉の弟子である杉山杉風(さんぷう)が芭蕉に提供した小屋で、もともとは現在地から少し離れた場所にありました。芭蕉が1689年に『おくのほそ道』の旅を始めた場所であり、作品のモチーフとなった場所でもあります。
3
採荼庵跡のほど近く、仙台堀川沿いに芭蕉の俳句を読みながら歩ける「芭蕉俳句の散歩道」があります。散歩道は隅田川方面に歩いた清澄橋まで続いており、東京スカイツリーや周辺の街並みも眺めることができます。日本の俳句文化発展に多大な貢献をした芭蕉の作品を読みながら川沿いを歩いてみましょう。
4
1830年代初頭に、日本を代表する浮世絵画家、葛飾北斎が描いた萬年橋。趣のある歴史を感じさせる萬年橋からは綺麗な写真を撮ったり、周辺のフォットジェニックなスポットへも行くことができるため、写真好きな人にはお勧めのスポット。さて、この橋からすぐのところにある芭蕉稲荷神社に行ってみましょう。
5
萬年橋を渡ると、芭蕉を祀る芭蕉稲荷神社が左手に見えてきます。1917年の津波来襲の後、芭蕉が愛好したと言われる石造の蛙がこの地で発見されたことから、稲荷神社が創建されました。専門家の間では、芭蕉がこの辺りに住んでいたのではないかと推測されています。芭蕉はカエル好きだったと言われ、深川の街には、カエルをモチーフにしたモニュメントなどが見られます。
6
神社からすぐ近くの「芭蕉庵史跡展望庭園」で一休みしましょう。隅田川と清洲橋を見下ろすこの庭園はちょっとした休憩に最適です。一休みしたら「芭蕉記念館」に行ってみましょう。
7
芭蕉を巡る最後のスポットは「芭蕉記念館」。記念館前にはバショウの木が植えられており、ロビーではTシャツなど芭蕉にまつわるグッズを販売しています。館内には1917年の津波の際に見つかった石の蛙も展示。芭蕉の道具の展示や、東北への足跡を描いた地図もあります。芭蕉や俳句、日本の歴史に興味のある方にはお勧めのスポットです。 芭蕉の紀行文『笈の小文』に「旅人と 我名呼ばれん 初時雨」という俳句があります。この句には、ここ清澄白河の道を、何百年も前に現代の私たちと同じように歩いた、芭蕉の経験が凝縮されています。芭蕉は生涯を旅にささげた、まさに旅人でした。 芭蕉が歩き、目に映るものや経験したことを俳句に詠んだ地である深川は、東京の新たな一面を知ることができる素敵なエリア。穏やかで伝統的で歴史深く、温かく迎えてくれる場所です。都会の旅の一日を豊かにしてくれることでしょう。隅田川の岸辺や、神社を過ぎて芭蕉記念館へ向かう道のいたるところに芭蕉の足跡を感じることができます。芭蕉が過ごしたとされる場所、そして旅に出た場所を散歩してみてはいかがでしょうか。