東京駅から湾岸エリアまでは、じつは自転車で移動するのにちょうどいい距離。しかも、都会的な都心の風景から、昔ながらの街並みまで、さまざまな東京の眺めを楽しむことができます。
東京駅周辺の高層ビル街を出発したら、佃島や月島などの下町を経由して、東京湾の絶景を望むサイクリングコースを走りましょう。湾岸ならではのさわやかな風を感じることができるはずです。途中には自転車を降りて休憩できる公園やスポットがたくさんあるので、のんびりサイクリングを楽しんでください。

ポイント

かつて漁村だった佃島では、路地を巡りながら本場の佃煮を購入しよう
月島もんじゃストリートで、人気のもんじゃ焼きを食べてみよう
緑道では、サイクリングコースを走りながら4つの公園の景色を楽しもう

凡例

徒歩
タクシー
バス
電車
水上バス
自転車

東京駅

出発は東京駅の東側に位置する八重洲です。八重洲は中央区にあり、高級店が軒を連ねる銀座と日本橋の間に位置します。八重洲の名前は、江戸時代の初めに日本にやって来たオランダの航海士で貿易商のヤン・ヨーステン・ファン・ローデンスタインに由来します。
日本随一のオフィス街である八重洲通りに立ち並ぶ高層ビルを眺めながら、中央大橋に向かいます。

15分

佃島

佃島は東京湾の小島で、隅田川の河口にあり、中央大橋と佃大橋の間に位置しています。元々は江戸時代初期に大阪から移住してきた漁師たちが住んでいました。運河や船溜まりには、昔ながらの漁村の趣が残っています。
佃島へ行くには、玄関口である朱塗りの佃小橋を渡ってください。1646年に建てられた住吉神社で参拝したら、本場の佃煮を購入できるお店を探してみましょう。
また、住吉水門や緑の豊富な佃公園に立ち寄れば、石川島灯台や、隅田川を行き交う水上バスを眺めることもできます。
ここでは少し立ち止まって、川の向こう側に高くそびえる近代的なビルと、それらに囲まれた昔ながらの漁村という対照的な光景を楽しんでください。

1分