私の東京ガイド
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作成日:2024年12月23日
東京には、老舗の名店から新感覚のメニューが楽しめるお店まで、いろいろなおでんのお店があります。出汁の味わいはもちろん、使う具材も王道から変わり種までお店によってさまざま。寒さ深まるこの時期、都内のおでん屋さんでおいしいおでんを味わいながら、おなかも心もほっこりと温まりましょう。
2024年9月、東京ミッドタウンにオープンした「茅乃舎だしおでん」は、出汁パックなどの販売で知られる茅乃舎が初めて開業したおでん専門店です。おでんだしは、昆布、かつお節、椎茸、焼きあご(トビウオ)などを使用した茅乃舎の3種のだしを掛け合わせてうまみを凝縮し、産地から取り寄せた逸品食材を繊細に引き立てます。ランチには、おでん御膳やおでんだしの牛丼やカレーライスなど、4種のメニューを用意。ディナーは、単品だけでなく、おでんの盛り合わせ(おまかせ五種・八種)もあります。伝統とモダンが融合した「茅乃舎だしおでん」は、高級な雰囲気の中で、冬に愛されるおでんの魅力を楽しみたい人にぴったりのお店です。隣接するショップでは、だしや調味料も販売されているので、自宅でも手軽においしい「茅乃舎だしおでん」を再現できます。
「浅草おでん大多福」は1915年創業のおでんの老舗です。石畳の先にある店の扉を開けると、木の温もりにあふれた空間が広がり、どこか懐かしさを感じさせてくれます。ミシュランのビブグルマンにも選ばれたおでんは、昆布とかつおぶしを合わせたシンプルな出汁に30種類以上の具材の旨みが滲み出た、奥行きのある味わい。約3日間かけて味をしみ込ませた大根、中央部分だけ火を入れた焼きちくわなど、どの具材も丁寧に下ごしらえされていて、キャベツ巻きやたこ足のほか、珍しい具材も楽しめます。おでん以外の一品料理も充実。浅草散策の後は、老舗のおいしいおでんと料理で心和むひとときを楽しみましょう。
日本橋にある「お多幸本店」は、1923年創業の昭和の雰囲気が漂う居酒屋で、伝統ある関東風おでんを味わうことができます。半世紀以上継ぎ足し続けている濃口醤油ベースの出汁が浸み込んだおでんは、大根、たまご、牛すじなどの定番から、しのだまき、ちくわぶなど東京ならではのおでん種まで種類豊富。ごはんの上におでんのつゆをたっぷりかけて、さらにつゆを含んだ豆腐を乗せた「とうめし」も看板メニューです。心も体も温まる食事が楽しめるお店として、地元の常連客にも人気。カウンター席に座り、おでん鍋から立ちのぼる出汁の香りや調理風景を楽しみながらのんびり一杯、そんな東京の夜を過ごしてみませんか。
住所 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリア 地下1F |
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URL | 茅乃舎だしおでん |
住所 | 東京都台東区千束1-6-2 NS言問ビル1階 |
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URL | 浅草おでん大多福 |
住所 | 東京都中央区日本橋2-2-3 お多幸ビル |
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URL | お多幸本店 |
営業時間・定休日・料金等の最新情報については公式ウェブサイトでご確認ください。
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