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更新日:2024年8月29日
日本庭園は一般的に日本の哲学と美学に基づいて設計されています。不自然な装飾を避け、自然の風景を際立たせるようにつくられています。東京は高層ビルや駅などが立ち並ぶジャングルのように見えるかもしれませんが、住民は花を愛でるというささやかな喜びを忘れてはいません。街の至る所に、静かな心の安らぎを得ることができる美しい場所があります。数多くある庭園のうちのひとつに足を運んでこそ、充実した東京旅行になるでしょう。
写真提供「環境省新宿御苑管理事務所」
新宿御苑は、庭園というより、公園です。ここは以前、大名(藩主)が所有していた土地を、宮内庁が管理するようになりました。広大な広場、温室、茶室があります。北側にはフランス式とイギリス風の庭園があり、南側には伝統的な日本庭園があるユニークな場所です。入園料は500円。ピクニックや桜を眺めるお花見に最適な場所です。
新宿御苑
清澄庭園は伝統的な回遊式林泉庭園です。かつては国賓をもてなすために使用されていました。来日中の高官が、繊細に造られた庭園を散策しながら、日本の公務について話し合ったものです。現在は入園料150円で一般公開されています。庭園に入ったら、大きな池をめぐる散策路を進みましょう。庭石、黒松、さまざまな花を観賞しながら、水辺に建てられた素晴らしい茶室に辿り着くことができます。
清澄庭園
1629年に作られた小石川後楽園は東京にある最古の庭園のひとつで、秋の紅葉が特に有名です。17世紀の伝統的な中国式庭園の影響を受けており、造園当時の美しさを保つために何世紀にもわたって、念入りに保存されています。入園料は300円です。
小石川後楽園
日本の伝統的な時間の過ごし方を体験したい方は、八芳園の庭園を訪れましょう。広大な庭園を散策したら、茶室で茶道の作法を学ぶことができます。池を見渡すことができるレストランでは伝統的な和食の懐石料理をどうぞ。ランチ付きのウォーキングツアーも行われています。八芳園は最高に写真映えする場所で、結婚式の写真撮影場所としてカップルに人気です。
【リニューアル工事に伴う施設休館のお知らせ】
2025年2月1日~2025年9月30日予定
八芳園
皇居の一般公開は年に2回ですが、東御苑は一年を通して一般公開されています。東京の中心にある皇居にあり、東京にふさわしい、とても美しい景色が見られます。入口の窓口で入園票を受け取って、入園します。退園するときに入園表を返還します。このシンプルな入場システムのおかげで、人混みに邪魔されず、美しい庭園を満喫することができるようになっています。