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更新日:2019年10月11日

製紙の街「王子」を歩き、街の歴史に思いを馳せる

王子駅周辺には、王子を代表する製紙メーカーや由緒ある神社があり、街には歴史が息づいています。人気の公園でのお花見や紙の博物館で知る紙の歴史のほか、美しい庭園も必見です。

ポイント

  • 広い遊び場や水遊び場がある「飛鳥山公園」は、家族連れに最適です
  • 4月初旬の「飛鳥山公園」は何百本もの桜が咲き誇ります
  • 午後は「紙の博物館」をはじめ、近隣の博物館巡りがおすすめです
  • 「旧古河庭園」は17時に閉園するので、十分な時間を確保しましょう

凡例

  • 徒歩
  • タクシー
  • バス
  • 電車
  • 水上バス

1

のんびりできる公園や博物館へのアクセスに便利な駅

王子駅

「王子」駅には、JR京浜東北線と東京メトロ南北線が乗り入れています。東京駅からは京浜東北線で16分です。近隣には都電荒川線(東京さくらトラム)の「王子駅前」停留場もあります。

徒歩5分

2

子どものための広い遊び場や水遊び場、何百本もの桜、さらに3つの博物館がある、家族で楽しめる広大な公園

飛鳥山公園

飛鳥山公園は、線路沿いにある小高い丘の公園です。「王子寺」駅からは小型のモノレールを利用して頂上に向かうことができます。園内には、18世紀初めに徳川吉宗公によって植えられた約650本の桜が残されています。この公園は、1873年、日本で最初の公園のひとつに制定されました。昔懐かしい路面電車や蒸気機関車の中に入って遊べるほか、広い遊び場、大きな噴水や水遊び場もあります。北側には、東京の重要な神社に数えられる「王子神社」があり、南側には、石器時代から現代までの歴史を伝える「北区飛鳥山博物館」、実業家、渋沢栄一氏に関する資料を展示する「渋沢栄一史料館」、「紙の博物館」の3つの博物館があります。

徒歩5~10分

3

日本の紙の歴史を知り、手すき体験もできる

紙の博物館

1950年、日本初の近代的な製紙工場の跡地に最初の紙の博物館が建てられました。その後現在の場所に移され、400点を超える美術品、1,000点以上の紙に関する書籍を収蔵しています。常設展では、2000年以上に及ぶ紙の歴史を紹介し、和紙に関する興味深い展示もあります。ワークショップでは、毎週土曜日と日曜日に紙すき体験ができます。

徒歩15分

4

イギリス様式の邸宅と見事な庭園でのんびり過ごす午後

旧古河庭園

もとは明治の元勲、陸奥宗光の邸宅でしたが、宗光の次男が古河家に養子に入ったのち、古河家の所有となりました。英国人ジョサイア・コンドル博士が設計した洋館と洋風庭園で知られています。西洋庭園に隣接する日本庭園は、京都の庭師、小川治兵衛の手によるものです。西洋庭園には幾何学的に構成された美しいバラ園が、日本庭園には漢字の「心」をかたどった「心字池」が配されています。茶室では、春と秋のみ、お茶とお菓子を楽しみながらこの池を眺められます。日本庭園が紅葉に色づき、バラ園のバラが咲き誇る11月頃には、ことさら美しい情景が広がります。

参考ページ

 

公園&庭園

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