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更新日:2024年1月9日

葛飾区では、荒川や中川などの水辺を散策しながら、美しい庭園で季節の花々を愛でることができます。草花や水辺、東京スカイツリー®を背景に写真が撮れるスポットもあるので、撮影に出かけるのもおすすめ。花好きな人も、写真好きな人も、下町の自然に触れながら葛飾区をより楽しむことができます。
葛飾散歩の出発点は堀切菖蒲園から。京成電鉄の堀切菖蒲園駅から徒歩10分です。

ポイント

  • 東京スカイツリーを背景に、葛飾区を象徴する美しい花菖蒲を撮影しよう
  • 中川奥戸展望デッキから中川の全景を眺めてみよう
  • 山本亭の伝統的な庭園を眺めながら、のんびりお茶を味わおう

凡例

  • 徒歩
  • タクシー
  • バス
  • 電車
  • 水上バス
  • 自転車

1

堀切菖蒲園

葛飾区を象徴する花である花菖蒲は、江戸時代に地元の一農民が植えたことが発祥とされています。「堀切の花菖蒲」は当時から江戸の名所として知られており、歌川広重や歌川豊国など人気の浮世絵師の作品にも描かれました。
堀切菖蒲園では、約8,700平方メートルの広大な庭園の中で、200種類ほどの美しい江戸菖蒲およそ6000株を見ることができます。中には、花の愛好家が注目する貴重な品種も数多くあります。花の見頃は5月下旬から6月中旬で、例年同時期に葛飾菖蒲まつりも開催されます。
また、堀切菖蒲園では、花菖蒲の他にも梅、藤、冬桜、牡丹などのさまざまな季節の花々を楽しむことができます。
開園は午前9時で入園料は無料です。

徒歩15分

2

堀切水辺公園

堀切水辺公園は、荒川の河川敷にあります。堀切菖蒲園船着場の隣には、地域の人たちが管理する花壇でできた小さな花菖蒲田があります。公園では、例年5月末から6月中旬まで菖蒲を楽しむことができます。東京スカイツリーと荒川の両方を背景にして花の写真を撮ることができるので、ぜひ撮影してみてください。

徒歩50 分

3

中川奥戸展望デッキ

中川は葛飾区の中央を蛇行して流れています。「中川親水テラス」は川沿いの約8.8キロメートルの散歩道で、犬の散歩やジョギングをする人で賑わっています。道中にはさまざまな生け垣や花壇があり、野の花もあります。川では鴨などの水鳥たちの姿も見られます。
中川親水テラスの遊歩道を中川奥戸展望デッキまでのんびりと歩いていくと、展望台からは眼の前に広がる川と、南西にあるハープ橋、東京スカイツリーの絶景を眺めることができます。

徒歩25分

4

奥戸ローズガーデン

2021年にリニューアルオープンした奥戸ローズガーデンは、イングリッシュガーデン風にデザインされています。ここではさまざまな芳しく鮮やかなバラを観賞することができます。開花は例年、5月中旬ごろから始まります。日本の皇室や海外の王室ゆかりの名前のついたバラや、東京2020オリンピック・パラリンピックを記念するバラ、さらにはアーチやトレリスに絡みつかせたつるバラも見ることができます。散策を楽しんだら、ガゼボの下にあるベンチで一息入れましょう。入園料は無料、トイレもあります。

徒歩40分

5

葛飾区山本亭

花めぐりの終わりには、葛飾区山本亭でのんびり過ごすのがおすすめです。山本亭は地元の事業家の邸宅を1986年に葛飾区が取得し、その後1991年4月に一般公開されました。昭和初期特有の伝統的な日本建築と西洋風の建築を組み合わせた建物で、区の登録有形文化財に指定されています。
最大の見どころは書院造の庭園で、縁先に池を配し、築山からは滝が流れ落ちる景色を楽しむことができます。この庭園は2019年にアメリカの庭園専門誌が行った日本庭園のランキング調査で第4位となっており、2003年以降、7位以内にランクインし続けています。
併設のカフェでは庭園を眺めながら抹茶やコーヒー、ラムネを味わうのんびりとしたひとときを過ごすことができます。カフェには季節のメニューもあります。
また、葛飾区の熟練の職人が江戸時代から続く伝統の技術を用いて作ったオリジナルのお土産を購入することもできます。
散歩の終着点は京成金町線の柴又駅です(徒歩約8分)。

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