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更新日:2023年10月2日
※2023年のイベントは終了しました
大國魂神社の秋季祭である「くり祭」はその名の通り「栗」の祭です。
その始まりは元文2年(西暦1737年)にまでさかのぼります。秋季祭は武蔵六所宮太々神楽の創立を起源としていて、一時中断された時期があったものの、再び現在まで続いている歴史ある祭なのです。
現在のように「くり祭」と称されるようになったのは江戸時代。武蔵野では良質の栗がよく採れ、かつ保存食としても重宝されていたため、徳川家に献納されるようになりました。この時季と太々神楽の時期が重なり、いつしか「くり祭」と呼ばれるようになったとか。
期間中に境内に灯される約260本もの行灯もこの祭の特徴です。この行灯は大正14年から始まり、今は手書きの奉納画が描かれ、祭の夜をやわらかく盛り上げてくれています。神楽の調べに耳を傾けながら、秋の夜の祭を楽しみましょう。
写真提供:大國魂神社
写真提供:大國魂神社
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