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更新日:2023年7月5日

夏の夜空を彩る壮観な花火

日中は暑くて湿度が高い東京も、陽が落ちると街は涼しくなり、地元の人たちはカラフルな浴衣を着て花火大会に足を運びます。花火をより楽しむためのコツは、少し早めに出掛けて、混みだす前に花火の見やすい場所を確保することです。

ポイント

  • 観覧場所の確保はお早めに。レジャーシート、飲み物や食べ物の持参もお忘れなく
  • 都内の和装店で浴衣をレンタルして花火を満喫しよう
  • 花火大会は多少の雨であれば決行されることが多くあります。天候が心配な時は雨具を持参しましょう
  • 「たまや」「かぎや」という掛け声は江戸時代の有名な花火職人の屋号です

本格的な夏の訪れを告げる花火

「隅田川花火大会」は東京で最も歴史のある花火大会のひとつで、規模も都内最大級を誇ります。夜空を照らす花火は、邪を払うものとして信じられています。花火の歴史をもっと知りたいと思ったら、「両国花火資料館」へ行ってみましょう。

 

夏を盛り上げる大きな花火大会

7月から8月にかけて、都内の公園や河川敷ではさまざまな地元のお祭りが行われます。また、夏を盛り上げる大きなイベントには大勢の観光客が詰め掛けます。7月最後の土曜日に行われる「隅田川花火大会」には、毎年約100万人の人が集まり、約20,000発の花火が打ち上げられます。花火を満喫するには、花火をどこから見るのかも大きなポイントとなります。屋形船に乗って水上から眺める花火、川岸から見上げる花火、浅草駅周辺の脇道や橋の上から眺める花火など、どの花火もそれぞれ魅力的です。会場周辺のホテルから花火を見ることもできますが、早めの予約が必要です。

 

町の夏祭りで見上げる花火

人混みを避けたいときは、都心から気軽にアクセスできるまちのお祭りにも足を運んでみましょう。小さなお祭りでも、花火や屋台など、伝統的な楽しみがあります。立川駅からほど近い「国営昭和記念公園」では、毎年7月末に広大な広場で花火大会が開催されます。都心近くの下町で花火を楽しむなら、柴又へ。毎年7月下旬に開催される葛飾納涼花火大会では、河原の野球場から江戸川越しに打ちあがる花火を鑑賞できます。

 

船上や展望台から見る角度を変えて花火を楽しもう

東京湾に浮かぶ屋形船から花火を楽しむのは江戸時代から続く風流です。かつては裕福な商人や侍が屋形船から花見や花火などの遊びを楽しみました。座敷に座り、天ぷらや刺身などの料理を味わう屋形船は、まさしく水上の移動レストランです。また、隅田川花火大会を「東京スカイツリー®」から見下ろすという楽しみ方もあります。観覧には事前にチケット購入が必要となるので、東京スカイツリーの公式ホームページなどで確認しましょう。

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