「六本木ヒルズ」「虎ノ門ヒルズ」などを手がけた森ビルが開発に35年をかけて進めてきた「麻布台ヒルズ」が2023年11月24日、いよいよ開業します。六本木ヒルズと虎ノ門ヒルズのほぼ中間に位置し、東京タワーからもすぐそば。「Modern Urban Village」をコンセプトとし、都会の真ん中にありながら豊かな緑が広がり、その周りに約330mで日本一高いビルとなる「麻布台ヒルズ森JPタワー」をはじめとした3棟の超高層タワーが配置されています。商業施設内にはトップクラスのラグジュアリーブランドやレストランなどが出店し、2024年1月にはデジタルアートミュージアム「森ビルデジタルアートミュージアム : エプソンチームラボボーダレス」の移転オープンも控えています。「ヒルズの未来形」として最先端の東京を体験できる、新たな街の誕生です。

緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街

麻布台ヒルズは約8.1ヘクタールの広大な敷地に約24,000平方メートルの圧倒的な緑が広がります。約320種の植物や、ブルーベリー、レモン、桃など11種類の果樹、ハーブ、エディブルプランツなどが植えられ、訪れる人は季節の移ろいを実感することができます。2月から5月上旬にかけては、さまざまな品種の桜を楽しむことができます。商業施設のほか、ホテル、オフィス、住宅、文化施設、インターナショナルスクール、病院などが集合しており、人と人をシームレスにつなぐ「広場」のような街となっています。

ⒸDBOX for Mori Building Co., Ltd. - Azabudai Hills

街の賑わいを生み出すイベントや文化・アート発信も

街の中心にあるのは、約6,000平方メートルの広さを誇る中央広場。訪れる人がリラックスして交流できる緑豊かな憩いの場であり、街の賑わいを生み出す場でもあります。その中心となる麻布台ヒルズアリーナは、「The Cloud」と呼ばれる大屋根を備えたオープンスペースとなっています。ユニークなデザインは、2012年ロンドンオリンピックの聖火台をはじめとした作品で多くの受賞歴をもつイギリスのデザイン・建築スタジオ「ヘザウィック・スタジオ」によるもの。ここでは、さまざまなイベントが開催される予定です。このほか、カフェ兼イベントスペースの麻布台ヒルズカフェや、パブリックアートが点在する芝生エリアなどもあります。
麻布台ヒルズは「街全体がミュージアム」というテーマを掲げているのも特徴。美術館仕様の設備を備えた麻布台ヒルズギャラリーを文化発信の中核とし、現代アートからファッション、エンターテインメントまで多様なジャンルの文化を発信するほか、単独アーティストとしては美術館来館者数で世界最多の新記録を樹立した「森ビルデジタルアートミュージアム : エプソンチームラボボーダレス」がお台場から移転オープンすることでも話題となっています。
また、街全体で脱炭素や資源循環など、都市づくりにおけるサステナビリティの推進にも取り組んでいます。

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世界のラグジュアリーブランドやハイエンドなレストランが集合

麻布台ヒルズでは、街全体でファッション、グルメ、ビューティをはじめ、多彩なジャンルの約150店舗が集結。「森JPタワー」に位置する「タワープラザ」には、ファッション＆ライフスタイルショップや多彩な飲食店が揃うほか、低層階の「ガーデンプラザ」には世界のファッションブランドが軒を連ねるラグジュアリーストリートが登場。開放感あふれるテラス付きのカフェや、国内屈指のハイエンドなレストランなどが入居します。
また、中央広場の地下には約4,000平方メートルの広さの「麻布台ヒルズマーケット」があり、日本の食文化を象徴する31の専門店が揃っています。
※一部施設は2023年12月以降、順次開業予定です。