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第28回 日本科学未来館(科学コミュニケーター・千葉磨玲さん)

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ASIMO

日本科学未来館「常設展」

ASIMOを通して考える、ロボットと共に暮らす未来

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Geo-Cosmos

日本科学未来館は、科学技術の各分野における先端の研究を紹介し、科学技術と共に暮らす未来について一緒に考えていただくための施設です。1階でまず皆さんをお迎えするのは、当館のシンボル展示である「ジオ・コスモス」。これは10362枚の有機ELパネルから成る、直径6メートルの大型球体ディスプレイで、気象衛星から撮影した地球の映像が早回しで映し出されています。当館の館長である毛利衛は、宇宙に2度行ったことのある宇宙飛行士。このシンボル展示には、館長が宇宙から見た地球を共有したいとの願いが込められています。

続く常設展示は大きく二つのゾーンに分かれており、3階の「未来をつくる」では、主に私たちの暮らしに関わる科学技術を紹介しています。未来を担う子どもたちに興味を持ってもらえるよう、実演や体験型の展示が多いのが特徴で、なかには世界最先端のアンドロイドを操作してみることができるコーナーも。そして当館の一番人気とも言える、日本を代表するヒューマノイドロボットの「ASIMO」についても、日に3度の実演の形で展示しています。歩いたり走ったり、手話を交えて踊ったりするASIMOの姿を間近で見ることで、ロボットと一緒に暮らす未来について想像をめぐらせてみていただければと思います。

先端医療が身近に感じられる新コーナー

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「細胞たち研究開発中」コーナー

5階の「世界をさぐる」は、生命と宇宙にまつわる研究の紹介が中心です。研究は日々進歩しているため、展示内容も折をみて入れ替えており、今年3月には「細胞たち研究開発中」というコーナーを新設しました。iPS細胞による再生医療、という難しいテーマを扱ったコーナーではありますが、やはり体験型展示を交えて分かりやすく紹介しています。また、5階の定番人気コーナーといえば、宇宙船の居住棟を再現した「こちら、国際宇宙ステーション」。宇宙飛行士の1日が分かる内部はもちろんですが、アポロ11号の乗組員から歴代の日本人まで、来館した数々の宇宙飛行士のサインが書かれた外側もまた見どころです。

日本は科学技術の進んだ国、という認識が世界的にあるからか、2001年の開館以来、当館では海外からも多くのお客様をお迎えしてきました。日本語が分からなくても楽しめる展示の多い当館ではありますが、より深く理解したい方のために、英語によるキャプション、中国語・韓国語による音声ガイドも用意しています。また館内には、解説や実演を担当する私のような科学コミュニケーターやボランティアなどの解説スタッフによる、英語でのご案内も可能ですので、どうぞお気軽にお声掛けください。

Information

日本科学未来館
所在地 〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6
TEL 03-3570-9151
開館時間 10:00~17:00 ※入場券の購入は30分前まで
休館日 火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始

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更新日:2015年8月26日

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