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第1回 江戸東京博物館

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■江戸東京博物館「日本橋」

江戸から東京へ…タイムトリップできる常設展示室

江戸東京博物館は、江戸・東京の歴史と文化を楽しみながら学ぶことのできる場所として、1993年にオープンしました。常設展示室は「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」とに分かれていて、江戸時代初期から東京オリンピックの頃までの町の様子や人々の暮らしが、たくさんの模型や実物資料によって紹介されています。籠や人力車に乗れたり、「纏(まとい)」と呼ばれる火消しの目印を持ってみることができたりと、体験型の展示も多いので、ご家族連れから外国の方まで幅広いお客様に楽しんでいただけると思っています。

そんな体験できる展示の象徴とも言えるのが、入口すぐのところにある「日本橋」。当館のキャラクター「ギボちゃん」も、この橋の装飾である「擬宝珠(ぎぼし)」からきているんですよ。江戸のシンボルと言われた全長約51メートル、幅約8メートルの日本橋の北側半分を、ケヤキやヒノキを使って忠実に復元しています。目の前のスクリーンには江戸城も映し出されていますから、それを見ながらこの橋を渡ることで、江戸時代にタイムトリップしたような気持ちになって、その先の展示を見ていただけたらうれしいですね。

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今も昔も“起点”となる場所である日本橋

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日本橋は1603年に架けられたと言われ、翌年には五街道の基点と定められました。下を流れる日本橋川は隅田川と江戸を結ぶ水運の動脈ですから、橋が架かったことでこの辺りは陸上交通と水運、両方の要として賑うことになります。近くには、画期的な商法を次々と打ち出した呉服店の「三井越後屋」や、オランダ商館長一行の江戸での定宿で、多くの学者や文化人の交流の場となった「長崎屋」も。江戸の人々にとって日本橋は、人、物、情報、すべての流れの中心的存在だったんです。

現在の日本橋は、1911年に架けられた石の橋。最初に架けられた木造の橋は火事で焼け落ち、その後も何度かの架け替えを経て今のものになりました。景観は大きく変わりましたが、越後屋は日本橋三越に引き継がれていますし、商業の中心であるという点は変わっていないのかもしれません。歴史と文化を学びながら、東京の未来を考えられるのが江戸東京博物館。展示と現在を結びつけて、いろいろなことに思いを馳せてみていただけたらと思います。(飯塚晴美学芸員)

Information

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江戸東京博物館
所在地 〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
TEL 03-3626-9974
開館時間 9:30~17:30(土曜日のみ19:30まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合はその翌日)、年末年始

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■赤絵みみずくシリーズ
江戸時代、子どもを災厄から守ると信じられていた「赤絵みみずく」をモチーフにした江戸博オリジナルグッズ。
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▼Tシャツ\2,500(長袖)/\2,000(半袖)▼そばちょこ\680

更新日:2013年11月24日

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